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データヘルスの現在地
~The Three Pillars of Health Promotion: Our Commitment to Well-Being~

ヘルスケア事業部 大内

我々にとっての「健康づくり」とは何か。

①定期的に健診を受けること
②病気に強い生活習慣を身につけること
③健診の結果が悪かったら治療すること

この3つです。
2008年に始まった特定健診・保健指導は、①を被扶養者まで広げること、②を促す契機として重要でした。
②は強制できないし、リスクを実感できないことも多く、現在においても、難易度が高いミッションです。

そして、③。中小規模の職場の方には産業保健の恩恵は届きにくいし、被扶養者にはそもそも相談相手がいないことがほとんどです。
これを補完できるのは、医療保険者だけです。

特に、被扶養者にアプローチできるのは保険者だけです。その中でも、リスクが顕在化しやすいシニア世代の健康づくりが大切なのは明白ですが、健診の把握率が低いこともあり、対策に着手できていない保険者も多いのではないでしょうか。

2008年までを思い出してみると、健診結果を踏まえた「なにか」をしていない保険者の方が多数派でした。
そもそもデータ化されていないことが多かったのです。「いつでもどこでも健診を受けられる」が保健事業のステイタスだったころのお話です。

こういった変遷から、「保健事業を体系的に整理する」のがデータヘルス計画です。
つまり、保健事業という冊子の目次です。ページ数が多いので、加入者に内容を覚えてもらうことはできません。
何を使えるか、「しおり」を差し込んであげるのが重要です。

改めて、「健康づくり」とは何か。

健診・レセプトを用いた事前の分析は、施策への手続きです。

職域において、職場と連携したコラボヘルスは非常に重要です。「上手に利用してもらう」とも言えます。これにより、保険者は職場への貢献度を高めることができます。
しかし、これも施策への手続きです。

重要なのは、これらが具体的な施策を志向しているかどうかです。

①定期的に健診を受けること
②病気に強い生活習慣を身につけること
③健診の結果が悪かったら治療すること

この3つの実現のために、力を尽くします。

| データヘルス推進